胃が、むかむかとして、それでシュクシュクと痛み、
一晩中胃痛に悩まされ、発熱し、水分とったら嘔吐し、
もうどうしたらいいんだーっ!!
って思いながら、絶不調の中、仕事に出かけました。
出勤後に、もう一度嘔吐。
胃のむかつきは、はなはだ治らず、
午前中、胃と闘いながら、冷や汗と共に、なんとか気合で切り抜け、
無理を悟りました。
すみません、絶不調につき、昼から帰らせてください。。
心当たりはあったのです、
前日、実は、おにぎりを作って食べようの会が開かれた時のことです。
お鍋で炊いたお米はとてもおいしく、
更に、出来立てのおにぎりも、大変美味しかった。
途中、すこし、怪しい、具材、ネギ味噌を薦められ得体が知れないからいいと言い、
でも、2日前に作ったから大丈夫ということで、
そのときみんなで、食べたのでした。
実は、心当たりは、他にあって、
おにぎりに合いそうなおかずと称して差し入れされた、
クリスマスかと突っ込みたくなる、
骨付きのからあげです。
いや、クリスマスでも食べないぐらいの、大盤振る舞いの、ひとり一本振る舞いから揚げでした。
お腹空いていたのもあり、
もりもりから揚げをたべたのでした。
なんでもない日がパーティ―みたいに早変わりで、
骨付きから揚げの威力はすごいと感じました。
少し、赤みが残っているところがあり、心配なので、そこは残しました。
家に帰りついたら、
そこから、むかつきは始まりました。
胃痛です。
かなり、むかむかとしていたので、
から揚げの食べ過ぎと思って、
やはり、歳をとると、食べ物を消化する能力が落ちていて、
自分の年相応の消化能力というものを、まだ把握しきっていないのだなと、
自分の体年齢について思いを馳せました。
それから、一晩、胸やけ、胃のむかつき、胃痛、発熱、嘔吐と、症状は激しくなり、
絶不調へと続くのでした。
とは言え、こんなのは寝てれば治るような気もしていました。
出勤後無理を悟り、早退。
が、仕事を休んだ点前、
建前上、病院に行かねばならないのでした。
病院で待たされること2時間、
待ちくたびれて、途中で椅子に横になってダウンしていました。
「下痢を伴わない嘔吐と、胃の痛み、
一番疑わしいのは、
黄色ブドウ球菌に感染です。
食後3時間後ぐらいから発症するという時間帯もあってますね、
昨日何食べましたか?」
から揚げ一本も食べたなんて、恥ずかしくって言えなかったのですが、
疑わしいのはから揚げだったため、
正直にから揚げと言いました。
すると・・・
「から揚げは、考えにくいです、他にありませんか?
ピラフとか、おにぎりとか。」
おにぎり食べました。
「黄色ブドウ球菌は、手を介した食べ物ででやすいです。おにぎりですね。」
とにかく、食中毒と診断されました。
家に帰ると、
ズキズキと痛くてしょうがなかった胃も、痛みは和らいできました。
体は、鉛のように重いままでしたが、
帰りに、ヨーグルトとヤクルトを買いこみ、食欲不振にも対応。
そのまま横になりました。
胃の痛みが終わると、その後、発熱が続き、
吐き気はなく、しばらく安静にしていました。
翌日、大事をとって、休みをもらいました。
結構回復してきましたが、
お腹の中がぎゅるぎゅるとなるのが、とてもすごくて、
一日中そのお腹の音に聞きほれておりました。
ぎゅるぎゅる~とがずぎょ~んとか、
例えるなら、
雷雨の途中の、雷の音なんですよ。
お腹の中に、小宇宙がある!!と、音を聞く度に感動する私。
本当に、自然界は、大小つながっている。
そう思わずにはおれません。
ずきゅーん、ズババーン、ギョロギョル~。
地鳴りのような、音を楽しんでいると、今度は、
その、音の源は、どんどん下の方に向かったのでしょう。
お腹大洪水につき、トイレ出る出る期が到来しました。
病院では、菌を殺す薬と、吐き気止めを貰ったのですが、
黄色ブドウ球菌を調べると、
とある。
早く直さねばと思って、一回飲んでしまったけど、
お腹の腸内細菌を殺すので、あとでお腹が緩くなるかもしれませんって先生言っていたし、調べたところによると、この薬はいらないものではないか!と判明!
まったく医者ってやつは。
吐き気も、悪い物は吐いて外に出してしまった方がいいので、吐き気止めも飲みませんでした。
その後、東条百合子氏の自然療法の本を読んで、梅生番茶を飲んで、あとは、ゆったりと回復を待っています。
原因のなんやれにかかわらず、
他のメンバーは、症状に至らなかったことを見ると、
私の体力の低下が原因だったと思います。
普段から、疲れをためないように、いつも万全でいればよかったのですが、
ちょっと無理がたたって、少し不調気味だったのです。
そういうときは、ちゃんと休息をとる。
それが一番大事。
そういう、教えを頂いたのだなと改めて感じ入っています。
なかなか、今回も面白い体験をしたのでありました。
おわり。