2016年12月7日水曜日

お腹ごろごろについて

初めての経験でした。

胃が、むかむかとして、それでシュクシュクと痛み、

一晩中胃痛に悩まされ、発熱し、水分とったら嘔吐し、

もうどうしたらいいんだーっ!!


って思いながら、絶不調の中、仕事に出かけました。


出勤後に、もう一度嘔吐。

胃のむかつきは、はなはだ治らず、

午前中、胃と闘いながら、冷や汗と共に、なんとか気合で切り抜け、

無理を悟りました。


すみません、絶不調につき、昼から帰らせてください。。



心当たりはあったのです、


前日、実は、おにぎりを作って食べようの会が開かれた時のことです。

お鍋で炊いたお米はとてもおいしく、

更に、出来立てのおにぎりも、大変美味しかった。

途中、すこし、怪しい、具材、ネギ味噌を薦められ得体が知れないからいいと言い、

でも、2日前に作ったから大丈夫ということで、

そのときみんなで、食べたのでした。







実は、心当たりは、他にあって、

おにぎりに合いそうなおかずと称して差し入れされた、

クリスマスかと突っ込みたくなる、

骨付きのからあげです。

いや、クリスマスでも食べないぐらいの、大盤振る舞いの、ひとり一本振る舞いから揚げでした。

お腹空いていたのもあり、

もりもりから揚げをたべたのでした。

なんでもない日がパーティ―みたいに早変わりで、

骨付きから揚げの威力はすごいと感じました。

少し、赤みが残っているところがあり、心配なので、そこは残しました。




家に帰りついたら、

そこから、むかつきは始まりました。

胃痛です。

かなり、むかむかとしていたので、

から揚げの食べ過ぎと思って、

やはり、歳をとると、食べ物を消化する能力が落ちていて、

自分の年相応の消化能力というものを、まだ把握しきっていないのだなと、

自分の体年齢について思いを馳せました。


それから、一晩、胸やけ、胃のむかつき、胃痛、発熱、嘔吐と、症状は激しくなり、

絶不調へと続くのでした。



とは言え、こんなのは寝てれば治るような気もしていました。

出勤後無理を悟り、早退。


が、仕事を休んだ点前、

建前上、病院に行かねばならないのでした。

病院で待たされること2時間、

待ちくたびれて、途中で椅子に横になってダウンしていました。


「下痢を伴わない嘔吐と、胃の痛み、

一番疑わしいのは、

黄色ブドウ球菌に感染です。

食後3時間後ぐらいから発症するという時間帯もあってますね、

昨日何食べましたか?」


から揚げ一本も食べたなんて、恥ずかしくって言えなかったのですが、

疑わしいのはから揚げだったため、

正直にから揚げと言いました。

すると・・・


「から揚げは、考えにくいです、他にありませんか?

ピラフとか、おにぎりとか。」



おにぎり食べました。


「黄色ブドウ球菌は、手を介した食べ物ででやすいです。おにぎりですね。」


とにかく、食中毒と診断されました。




家に帰ると、

ズキズキと痛くてしょうがなかった胃も、痛みは和らいできました。

体は、鉛のように重いままでしたが、

帰りに、ヨーグルトとヤクルトを買いこみ、食欲不振にも対応。


そのまま横になりました。


胃の痛みが終わると、その後、発熱が続き、

吐き気はなく、しばらく安静にしていました。


翌日、大事をとって、休みをもらいました。

結構回復してきましたが、

お腹の中がぎゅるぎゅるとなるのが、とてもすごくて、

一日中そのお腹の音に聞きほれておりました。

ぎゅるぎゅる~とがずぎょ~んとか、


例えるなら、

雷雨の途中の、雷の音なんですよ。

お腹の中に、小宇宙がある!!と、音を聞く度に感動する私。


本当に、自然界は、大小つながっている。

そう思わずにはおれません。


ずきゅーん、ズババーン、ギョロギョル~。


地鳴りのような、音を楽しんでいると、今度は、

その、音の源は、どんどん下の方に向かったのでしょう。


お腹大洪水につき、トイレ出る出る期が到来しました。



病院では、菌を殺す薬と、吐き気止めを貰ったのですが、


黄色ブドウ球菌を調べると、

「すなわちブドウ球菌による食中毒は感染症ではなく、むしろ毒キノコを食べるケースに近い。
黄色ブドウ球菌による食中毒は潜伏期が短く、汚染された食品を食べたあと2〜3時間(エンテロトキシン濃度が高ければ数十分程度)で発症し、その後すみやかに終息する。しかし、症状が激しい場合には、ショック症状に陥る場合もあるため、健康に異常を感じた場合は医療機関に受診するのが望まれる。主に悪心と嘔吐が現れ、場合によっては腹痛や下痢を伴うこともある。黄色ブドウ球菌による食中毒は、症状が嘔吐に集中するのが特徴でもある。黄色ブドウ球菌自体が体内に入る感染症ではないため、抗菌薬の投与は不要であり、輸液により水分・糖・電解質を補充して症状の改善を待つ。」

とある。

早く直さねばと思って、一回飲んでしまったけど、

お腹の腸内細菌を殺すので、あとでお腹が緩くなるかもしれませんって先生言っていたし、調べたところによると、この薬はいらないものではないか!と判明!

まったく医者ってやつは。


吐き気も、悪い物は吐いて外に出してしまった方がいいので、吐き気止めも飲みませんでした。





その後、東条百合子氏の自然療法の本を読んで、梅生番茶を飲んで、あとは、ゆったりと回復を待っています。


原因のなんやれにかかわらず、

他のメンバーは、症状に至らなかったことを見ると、


私の体力の低下が原因だったと思います。

普段から、疲れをためないように、いつも万全でいればよかったのですが、


ちょっと無理がたたって、少し不調気味だったのです。

そういうときは、ちゃんと休息をとる。

それが一番大事。


そういう、教えを頂いたのだなと改めて感じ入っています。


なかなか、今回も面白い体験をしたのでありました。


おわり。