干瓢、かんぴょうと読む。
干瓢が、どんな姿でいるかなんて、今まで知らなかったのですが、
まるで、ひょうたんやへちまの様でした。
ぶらぶらとぶら下がって。
はてさて、田舎暮らしは、ゆっくりと時間が過ぎるような気がしていたけれど、
そんなのは大嘘で、本当に、田舎暮らしをするなら、
季節仕事は大忙しです。
季節仕事とは、季節の旬の食べ物や作物などの処理や、畑のことなどなのですが、
とになく、自然は待ってくれないので、後回しなんてしてたら、すべてが遅すぎるということになってしまいます。
自然や季節は、常に追いかけてきて、風のように過ぎ去るのです。
そう、そして、かんぴょう。
ぜんぜん見かけが悪くならないのと、雨続きで、全く手を付けずにいたのですが、
今日、ふと思い出し、かんぴょうを干してみることにしました。
以前、貰った時に、少し調べていたのですが、
輪切りにして、それを大根のかつら剥きのようにしてながーくして、それを干すと、よく見るかんぴょうになるらしいです。
そして、
まな板に、かんぴょうをおき、
包丁で、
えいやっと、
えいやっとぉぉ
えいやっとおおおおおお
切れません!!!!!
全く刃が立ちません。
なにこれ、かんぴょう??どういうことでしょうか。
でも、いやいや、切れないことはないだろうと、
怪我しないように、
慎重に、
渾身の力を込めて、
ぐりぐりと、
刃を、かんぴょうに忍ばせていった。
これは、鋸で切るレベル。
かぼちゃの5倍硬い印象。
切れたことは切れました。
外側の、あつーい皮。
こいつが、凄まじい硬さでした。
中は、ふかふかスカスカでした。
ナスと、晩白柚の白い皮の部分の間のようなそんな感じです。
そして、かんぴょうの、なってる姿を思い出すと、
そうでした。
ひょうたんみたいだと思ったのでした。
干瓢と瓢箪、
瓢の字が、同じですね。
似ているわけです。
瓢箪を輪切りにしようとしても、刃が立つわけないですものね。
ってことで、今日の格言
「干瓢は、放置するべからず!」
何事も、後回しにすると、機を逃すということを学びました。
0 件のコメント:
コメントを投稿