2016年12月7日水曜日

お腹ごろごろについて

初めての経験でした。

胃が、むかむかとして、それでシュクシュクと痛み、

一晩中胃痛に悩まされ、発熱し、水分とったら嘔吐し、

もうどうしたらいいんだーっ!!


って思いながら、絶不調の中、仕事に出かけました。


出勤後に、もう一度嘔吐。

胃のむかつきは、はなはだ治らず、

午前中、胃と闘いながら、冷や汗と共に、なんとか気合で切り抜け、

無理を悟りました。


すみません、絶不調につき、昼から帰らせてください。。



心当たりはあったのです、


前日、実は、おにぎりを作って食べようの会が開かれた時のことです。

お鍋で炊いたお米はとてもおいしく、

更に、出来立てのおにぎりも、大変美味しかった。

途中、すこし、怪しい、具材、ネギ味噌を薦められ得体が知れないからいいと言い、

でも、2日前に作ったから大丈夫ということで、

そのときみんなで、食べたのでした。







実は、心当たりは、他にあって、

おにぎりに合いそうなおかずと称して差し入れされた、

クリスマスかと突っ込みたくなる、

骨付きのからあげです。

いや、クリスマスでも食べないぐらいの、大盤振る舞いの、ひとり一本振る舞いから揚げでした。

お腹空いていたのもあり、

もりもりから揚げをたべたのでした。

なんでもない日がパーティ―みたいに早変わりで、

骨付きから揚げの威力はすごいと感じました。

少し、赤みが残っているところがあり、心配なので、そこは残しました。




家に帰りついたら、

そこから、むかつきは始まりました。

胃痛です。

かなり、むかむかとしていたので、

から揚げの食べ過ぎと思って、

やはり、歳をとると、食べ物を消化する能力が落ちていて、

自分の年相応の消化能力というものを、まだ把握しきっていないのだなと、

自分の体年齢について思いを馳せました。


それから、一晩、胸やけ、胃のむかつき、胃痛、発熱、嘔吐と、症状は激しくなり、

絶不調へと続くのでした。



とは言え、こんなのは寝てれば治るような気もしていました。

出勤後無理を悟り、早退。


が、仕事を休んだ点前、

建前上、病院に行かねばならないのでした。

病院で待たされること2時間、

待ちくたびれて、途中で椅子に横になってダウンしていました。


「下痢を伴わない嘔吐と、胃の痛み、

一番疑わしいのは、

黄色ブドウ球菌に感染です。

食後3時間後ぐらいから発症するという時間帯もあってますね、

昨日何食べましたか?」


から揚げ一本も食べたなんて、恥ずかしくって言えなかったのですが、

疑わしいのはから揚げだったため、

正直にから揚げと言いました。

すると・・・


「から揚げは、考えにくいです、他にありませんか?

ピラフとか、おにぎりとか。」



おにぎり食べました。


「黄色ブドウ球菌は、手を介した食べ物ででやすいです。おにぎりですね。」


とにかく、食中毒と診断されました。




家に帰ると、

ズキズキと痛くてしょうがなかった胃も、痛みは和らいできました。

体は、鉛のように重いままでしたが、

帰りに、ヨーグルトとヤクルトを買いこみ、食欲不振にも対応。


そのまま横になりました。


胃の痛みが終わると、その後、発熱が続き、

吐き気はなく、しばらく安静にしていました。


翌日、大事をとって、休みをもらいました。

結構回復してきましたが、

お腹の中がぎゅるぎゅるとなるのが、とてもすごくて、

一日中そのお腹の音に聞きほれておりました。

ぎゅるぎゅる~とがずぎょ~んとか、


例えるなら、

雷雨の途中の、雷の音なんですよ。

お腹の中に、小宇宙がある!!と、音を聞く度に感動する私。


本当に、自然界は、大小つながっている。

そう思わずにはおれません。


ずきゅーん、ズババーン、ギョロギョル~。


地鳴りのような、音を楽しんでいると、今度は、

その、音の源は、どんどん下の方に向かったのでしょう。


お腹大洪水につき、トイレ出る出る期が到来しました。



病院では、菌を殺す薬と、吐き気止めを貰ったのですが、


黄色ブドウ球菌を調べると、

「すなわちブドウ球菌による食中毒は感染症ではなく、むしろ毒キノコを食べるケースに近い。
黄色ブドウ球菌による食中毒は潜伏期が短く、汚染された食品を食べたあと2〜3時間(エンテロトキシン濃度が高ければ数十分程度)で発症し、その後すみやかに終息する。しかし、症状が激しい場合には、ショック症状に陥る場合もあるため、健康に異常を感じた場合は医療機関に受診するのが望まれる。主に悪心と嘔吐が現れ、場合によっては腹痛や下痢を伴うこともある。黄色ブドウ球菌による食中毒は、症状が嘔吐に集中するのが特徴でもある。黄色ブドウ球菌自体が体内に入る感染症ではないため、抗菌薬の投与は不要であり、輸液により水分・糖・電解質を補充して症状の改善を待つ。」

とある。

早く直さねばと思って、一回飲んでしまったけど、

お腹の腸内細菌を殺すので、あとでお腹が緩くなるかもしれませんって先生言っていたし、調べたところによると、この薬はいらないものではないか!と判明!

まったく医者ってやつは。


吐き気も、悪い物は吐いて外に出してしまった方がいいので、吐き気止めも飲みませんでした。





その後、東条百合子氏の自然療法の本を読んで、梅生番茶を飲んで、あとは、ゆったりと回復を待っています。


原因のなんやれにかかわらず、

他のメンバーは、症状に至らなかったことを見ると、


私の体力の低下が原因だったと思います。

普段から、疲れをためないように、いつも万全でいればよかったのですが、


ちょっと無理がたたって、少し不調気味だったのです。

そういうときは、ちゃんと休息をとる。

それが一番大事。


そういう、教えを頂いたのだなと改めて感じ入っています。


なかなか、今回も面白い体験をしたのでありました。


おわり。













2016年11月1日火曜日

野菜の高騰につき、超高級食材たちと化した、葉物野菜、大量ゲット!!!

大手スーパーに、鍋をしようと買い物に行ったところ、あまりの野菜の高さに驚愕した!
白菜、1/4切れ320円!!!!ってことは、一玉1280円ですか!!!?
キャベツも、レタスも600円越え、長ネギ一本168円!!
...
大根も人参も小松菜も、往々にして、すべて高い!!!
普段と同じ値段のアボガドとか、めっちゃ安く感じる始末です。
が、しかし、
あったかい鍋したい。白菜欲しい。
ということで、
秘伝の、超裏技を使いました!


ふっふっふ。
そう、物々交換!!
天然酵母のパン、2.5キロほど、せっせと焼きました。
奇跡的に、いつも無農薬の超ウルトラ美味しい野菜をお裾分けしてくれる、おじちゃんおばちゃんが、私のパンがお好きと来たので、
パンが焼けたので持って行きます~と、突撃しました。











そして、ちょっと野菜をわけてもらおうと思ったら、
申し訳ないぐらい大量。
値段に換算したら、いったいいくらなんだろうという事態。

白菜一玉。
人参、10本ぐらい。
大根、2本。
長ネギ、
小松菜、
ほうれん草、
サニーレタス、
チンゲン菜、
ナス、
ピーマン、
平豆、
サラダ春菊、
中国で食べられてる見慣れない野菜も
全部大量大量!!!
畑に行ってその場で収穫。
全部無農薬、無化学肥料。
鶏糞だけっていう。芋虫ちゃんおまけ付き。
抜きたて、採りたてほやほや。
更に、りんご、カボス、みかんも頂いてしまいました。
なんとも、バチが当たりそうなレベル。
野菜が高すぎて、みんな、どうやって過ごしているのだろう。
こういう時、田舎暮らしを横臥しているなと思うのでありました。
土は偉大である。
自然はすごい。

2016年10月22日土曜日

小屋作りを学ぶ

現代アートなどを追いかけていた20代半ば、

友人に、連れられて行った、なんとも表現しがたい鹿児島の南端の大隅半島の、

手探り手作りの芸術祭で、

ドームハウスに、イスラエル人のおそらくレズビアンの二人と、雑魚寝で泊ったあの経験は、

少なからず、今の暮らしに影響を与えていることでしょう。




ということで、その時であった、平野氏による、小屋作りレクチャーを、

後で、見直すために、勝手にまとめておきます。


    小さい小屋自分で作りたい人のために細かく解説していこう
    ベニヤ板1820*910がぴったり張れるフレーム(2730*1820)をツーバイフォーの角材38mm×89mmで作ってます。目ねじは各接合部75mmのコースレッドというもくねじを3本使用。 

    直角はベニヤ板張るとき強制的にそろうのでフレーム組み立て時は適当です(つっても角材綺麗に切ってるからそんな狂いはない)

    このフレームとベニヤ板の下部は防腐剤塗ってます。地面からの湿気と虫対策です。
    今回の小屋は作物乾燥用サンルームなので手抜きですが、簡単に作りながら解説していきましょう~





    長い辺の壁フレーム作り。幅2730高さ1820-12(床用合板厚み)-10(床用フレームが壁板張ったとき10mm隠れる)くらいで作ってます。





















      短い辺。
      幅1820-89(ツーバイフォーの幅)-89で作ってます。高さ1820-12(床用合板厚み)-10(床用フレームが壁板張ったとき10mm隠れる)くらいで作ってます。


      通常ツーバイフォー工法は455mm間隔で縦の材入れていきますが今回は壁はビニールハウス用ビニール予定なので強度さほど必要ではなく、手抜いてます(笑)ビニールのテンションを保つためにあとで45:45の角材を縦に入れるかもですが。


      このくらいのフレームを移動させたり組んだりするのは女性でもよほど体力がない人以外は問題なくできます。


      本格的にはバケツとホースを用意して水平を図ったり土台をもっとしっかり組んだりするのですが、移動するかもしれないので現状適当です。軽量な小屋なこともあり。



        3畳小屋。今日はここまで(2時間ほど作業)

2016年10月19日水曜日

椎茸の収穫

椎茸が、店頭に並び始めていた。

今日は大量。

そう、ここは、椎茸の産地。

めちゃくちゃ大きな、原木椎茸が、袋にもりっと入って、100円~という世界です。

今日は、200円の椎茸を見て、

そろそろか、と思った。


回覧板をまわしにいくと、お隣さんが大量の椎茸を分けてくれる。


そういえば、家にも、原木を何本かもらったのがあったのだったということを思い出し、

椎茸を見に行ってみた。


大量!結構大きく肉厚の椎茸がはえているではありませんか!!


これはいいと収穫。


今日も、ほとんどタダご飯で、カレーを作りました。

昨日と同じで、パプリカ、ナスは炒めて後入れ。

じゃがいもは、家で採れたもの。他にも、椎茸とかぼちゃと入れて、玉ねぎ、にんじん、こんにゃくは買ったものですが。

生姜があったので、それも刻んでいれて、菊芋も目についたので後から入れました。

クミンとガラムマサラを振り入れて、

結構なボリュームの遅れながらの夏野菜カレー。

枝豆も入れました。



肉厚椎茸がたわわになっている写真を撮ったつもりが、カメラにカード入れ忘れていたみたいで、写真はなしです。

食べたあとの残った小さいほうの、椎茸たちをちょっと後から慌ててとりました。

こちらの椎茸は大変大きくて、

信じられないかもしれませんが、手の平よりも大きい椎茸も普通にあります。

その巨大椎茸は、少し切れ目を入れて、塩こしょうをふって、チーズを乗っけて、トースターで焼くっていう簡単料理が、めちゃくちゃジューシーで美味しいです。





ほとんど、タダご飯

    ほとんど、タダご飯をつくりました。
    いつもは、美味しいんだけど、見た目がパッとしない田舎のおばあちゃん系料理を作るのが得意なのですが、今日は、ちょっと彩よかったのでアップ。
    ...
    また、もらい物が多くて、食べきれない罪悪感が募ってきている昨今、
    今日は、タダご飯で、頂いた食材たちを、効率よく全部使うようなメニューを創作しました。
    自給自足+α 
    まず、メインディッシュは、
    頂いた、パプリカ、長ナス、を消費するべく。
    やさいだけだとな~と思って、冷凍庫を見たら、夏にたくさんもらいまくった、ハモがありました。
    それから、生ごみを畑に捨てに行ったら、
    勢いよくほこっている、バジルたち。
    これは、種を貰って、植えていたバジル。
    これで、なんか美味しいもの作れそうな気がして
    玉ねぎだけ買ったものを使って作りました。
    多めのオリーブオイルで、ハモ、パプリカ、ナス、玉ねぎを炒めたら、酵素塩と粗挽きこしょうで味付け。
    刻んだバジルを投入し、思いつきで、カボスをひと搾り。
    完成!
    異国情緒なオシャレな味がする!バジルだな。カボスもナイスでした。
    これは、パンな気がして、頂いたパンをそえて。
    更に今日は、枝豆をもらったのでした。
    枝豆っていっても、こうやってくれるのですね。
    普段冷凍とかしか食べたことないので、枝豆、ふさをとるところから開始。
    さらに、庭になってた柿もいただくことにしました。
    で、食べ忘れていた、ワタリガニも、後から食べています。
    実りの秋万歳!

2016年10月16日日曜日

かんぴょうは、放置するべからず

干瓢、かんぴょうと読む。

干瓢が、どんな姿でいるかなんて、今まで知らなかったのですが、

まるで、ひょうたんやへちまの様でした。

ぶらぶらとぶら下がって。



はてさて、田舎暮らしは、ゆっくりと時間が過ぎるような気がしていたけれど、

そんなのは大嘘で、本当に、田舎暮らしをするなら、

季節仕事は大忙しです。

季節仕事とは、季節の旬の食べ物や作物などの処理や、畑のことなどなのですが、

とになく、自然は待ってくれないので、後回しなんてしてたら、すべてが遅すぎるということになってしまいます。

自然や季節は、常に追いかけてきて、風のように過ぎ去るのです。


そう、そして、かんぴょう。

ぜんぜん見かけが悪くならないのと、雨続きで、全く手を付けずにいたのですが、

今日、ふと思い出し、かんぴょうを干してみることにしました。



















以前、貰った時に、少し調べていたのですが、

輪切りにして、それを大根のかつら剥きのようにしてながーくして、それを干すと、よく見るかんぴょうになるらしいです。





そして、

まな板に、かんぴょうをおき、


包丁で、


えいやっと、

えいやっとぉぉ


えいやっとおおおおおお



切れません!!!!!


全く刃が立ちません。

なにこれ、かんぴょう??どういうことでしょうか。


でも、いやいや、切れないことはないだろうと、

怪我しないように、

慎重に、

渾身の力を込めて、

ぐりぐりと、

刃を、かんぴょうに忍ばせていった。


これは、鋸で切るレベル。

かぼちゃの5倍硬い印象。








切れたことは切れました。


外側の、あつーい皮。

こいつが、凄まじい硬さでした。


中は、ふかふかスカスカでした。

ナスと、晩白柚の白い皮の部分の間のようなそんな感じです。




そして、かんぴょうの、なってる姿を思い出すと、




そうでした。

ひょうたんみたいだと思ったのでした。


干瓢と瓢箪、

瓢の字が、同じですね。

似ているわけです。

瓢箪を輪切りにしようとしても、刃が立つわけないですものね。




ってことで、今日の格言


「干瓢は、放置するべからず!」



何事も、後回しにすると、機を逃すということを学びました。




ドライイチジク

いちじくを、ドライイチジクにしようと思って、買ったのにすっかり忘れていて、かなり熟れてしまっていた。
















大丈夫かな。しかたないので、一応やってみます。



そして、明日明後日は、大地震の予報がでているとかって噂だったので、とりあえず水だけでも汲みに行こうと思って
いつも汲んでいる湧水に水汲みに行ってきた。
そこの水汲み場までの道は、棚田が広がっていて、収穫がすんだところと、まだ稲穂がたわわになっているところが混在していた。
その、美味しい~お水で、無農薬で作っているお米を作っている農家さんの家を通りかかったら、そこらへんでもなかなかやってない、掛け干しした稲たち。すごくいい風景。そのお米は、めちゃくちゃ美味しいので、また今度分けてもらうとして、
畑におじちゃんがまだ立っていたので、あいさつしたら、またもやすごい、頂きもの。ながナスは、曲がったり傷が入ったら売り物にならないんだっていうことで、こんなにいただいた。しかも、ピーマンに見えるこれは、全部パプリカです。ここの野菜たちも、信じられないうまさで、いつも驚かされます。そして、この前頂いた、ロロンというかぼちゃが美味しかったので、再び頂いた。欲を出して二個も。あとの二個のかぼちゃは、ハロウィンとかに使えそうだけど、味はまずいかもしれないといっていた。
知り合いに種もらって、植えたらこんなかぼちゃができたんだとか。




2016年10月15日土曜日

ほったらかし畑の収穫

今年は、いろいろと作物が不作のようです。

特に、梅雨の長雨、その後一か月雨が来ず、

それから台風三昧という、なんともはやな悪天候でした。

特に、日照りが続いたときは、

雨にも負けずの一節、「日照りのときは涙をながす」ってのが、こういうことだなーとしみじみ思われたものです。


さてさて、

そうはいうものの、植物つよし。


台風とはいっても、雨。雨は恵みの雨なのです。

雨が続いて、一時すると、すべての植物が息を吹き返したようにめきめきと潤い始めました。


ピーマンも、ちびっこかったのに、なんだか立派にそだっているではないか。


ナスは今年も失敗だと、思っていたけど、夏の間全く実らなかったにも関わらず、ここへきて、ちらほらと、最後のきらめきを見せてくれております。


今日は、ほったらかし畑の収穫祭です。



採れたての方が、美味しいので、今日はこれくらいで!それにしてもナス立派!!


里芋は、結構誇っておりましたが、掘ってみたら、まだもうちょっとでした。隣から笹みたいなのがぴょんぴょん見えてるのは、生姜です。生姜も、あと少し、待ってみます。




柿もあります。しかし、去年は、鈴なりで、バケツ何杯も食べたのですが、今年は奮いませんね~。


ほったらかし畑の、なぎ倒された、菊芋。菊芋は、信じられないぐらい背高のっぽ。3メートルぐらいに成長し、ひまわりみたいな花を咲かせていました。台風によってなぎ倒されてますが、まあ、芋は地中なので、大丈夫でしょう。


ほー!結構いい感じ。しかも、菊芋、店頭で売られているものは少し生姜に似ているのですが、採れたては純白です!初めてみたので、感動!





続いて、サツマイモ。こちら、日照りが続いて、全然太ってないだろうと思っていたけど、ツルは結構伸びていた。一応芋はあったものの、最初に掘り当てた一番大きいのは、スコップで切断してしまっていました。芋堀は、結構難しい。


さつま芋掘ってたはずが、ジャガイモ出てきました!けっこうじゃがいもはいい出来です。


帰り道に、柿も、手で届くところだけもぎ取ってみました。家の柿は、結構なおいしさですのよ!


芋いもイモ!!芋オンパレードです。

さつま芋、菊芋、里芋、ジャガイモ。

ほんとは、つくね芋と、ヤーコンとも植えたんですが、どっかにいきました。ヤーコンらしきものは、全く育ってなかったです。残念。


菊芋、洗ったら更に純白です。生でサラダにしても美味しいし、天ぷらは最高です。でも、今日は炒め物にします。




ピーマンと菊芋ののキムチ甘辛炒めでした。採れたての、菊芋とピーマンはびっくりするほど美味しかったです。
頂いた、栗と、採れたサツマイモで炊き込みご飯して、そのくせ、頂いた天然もののウナギのかば焼き。ほんと、食べ物は贅沢三昧です。お味噌汁には、里芋も入れて、手作り味噌でうなぎのアラのお出汁でした。

デザートには、栗の渋皮煮、春に収穫したスギナ茶でしめ。


ごちそうさまでした。


2016年9月18日日曜日

干瓢!かんぴょうと読む。大根と似て非なるものなり。

最近、田舎暮らしも板についてきまして、


水を汲みに行く、道すがらに、知り合いができました。


長いと思われる道は、素晴らしい景色と、様々な風をもたらしてくれるので、

長いとも遠いとも、あまり感じたことはないです。


先日、突撃訪問した、カテリーナの森という、古楽器を作っている超素敵古民家の家の、

そのまた息子さんが、そこの近くで新しいお店をだしたというので、

ちょっと覗きに行ってまいりました。



本当に、田舎のど真ん中の田舎という場所でありながら、

信じられないハイセンスな空間です。




すごいなぁ。ここいらには、なかなかないな~と思う。

京都とか東京とかにあるならわかるけど。


しかも、セルフリノベらしい。(そんな言葉あるか知りませんが。)














一面に広がる稲穂。

ここ、お水汲みに行く下流の方の畑なので、とにかく水が良くって、

他と比べ物にならないぐらい、お米美味しいのです。

米を美味しくするのは、水と土。

やっぱり、お水は、とにかく大事ですよね。





ほどなく上流の方に車を走らせて、私がお米を分けてもらっている農家さんの家につく。

そう、美味しいお米、かつ無農薬で、天日干し米、手間暇かかりまくりのお米です。


そこで、あれ持っていくか?と言われた。

あれって、これ。

何でしょう、へちまか?




これこれ、実は、干瓢なんですって!かんぴょう。

食べてる状態だと、切り干し大根と大差ないように思うので、大根みたいなのを想像していたが、

ごんな風に、ぶら下がってるとはつゆ知らずでした。


また、大発見!

で、明らかに、植えてる感じするんだけど、

干瓢のつくり方聞いてみたら、

「おそらく、大根のかつら剥きみたいにして、干したらいいと思うけどな、どうかな~やってみて、できたかどうか教えてくれよ」


だって。

おっちゃん、相変わらず、適当過ぎです。なんで植えたんだろうか。

 ということで、


また一つ、田舎仕事が増えました、

課題、「かんぴょうを作ってみよう!」です。


田舎って本当に忙しいわ。


かんぴょうと、変な形のかぼちゃロロンをいただいて、

目的地の水汲みに向かいます。

田舎のかぼちゃって、本当に、丸いのよりも長いのが多いのはなんでなんでしょうね。

これは結構びっくりしています。

長いかぼちゃは、すっごい美味いのと、水っぽくてまずいのと、どっちかです。

ちなみに、もらったロロンは、長くも丸くもなく、爆弾型でした。いや、ラグビーボールか。





水汲みに行く途中の、この景色が、いつもご褒美のように大好きです。

次行くときは、稲が刈られているかしら。





2016年7月30日土曜日

おんばれ祭りの牛を追った!

友人から誘われて、

「おんばれ」という、300年の歴史ある、五穀豊穣を願うお祭りを見に行ってきた。




かなりローカルなお祭りで、愛嬌がある。

二人の男の人、「おやじ」と「ぼん」が会話をしながら、田んぼを作っていく。

「もっとこねてこねて。」「ふーやっとここまでできた。」「あー、いい畔ができたぞ」

などなど。

見ている観客も、一緒に会話をするのが微笑ましい。



そして、牛が登場する。

ちなみに、バックミュージックは、太鼓と笛のお囃子で、お祭り気分満載です。


牛は、本当に牛の大きさなので、本物と見間違うほどですが、

中に、二人の黒子が入っています。


おんばれについての予備知識は、

「中に入っている男たちが、酔っ払ってて暴れだして怖い」

だったのですが、

子どもたちが牛に触りにいったりしてて、想像よりも穏やかな祭りでした。

牛に触ってる姿が、本物の牛に触っているようで、不思議な光景。

隣に座っていたおばあちゃんに、この後暴れるんですか?って聞いてみたら、

「私も、50年前に見たから、わからないんだけど、50年前はすごい暴れてて、子どもなんで危なくて触れなかったわよ。」


とのこと。時代の流れと共に、祭りも苦情がでないよう、安全なものになっていくのですね。




楼門が立派。地震で崩れた阿蘇神社を思い出します。




最後、牛はお宮にお参りをして、人の前にも繰り出していきました。





お祭りも終わり、さー帰るか~ソフトクリームでも食べたいねなんて、友人と話していたところ、


遠くで、牛が乗っている軽トラを発見した。




トラックの上から、「ちょっとまっとけー!!!」


といって、いったん通り過ぎた牛トラ


まっとけと言われたので、待つ私たち。


そこへ再び牛トラは現れたのであった。


「写真撮りたいなら、いいぞ。乗っても中に入ってもいいぞ!」


と言われたので、

すかさず、「中に入りたい!」


と言った私。


なんと中に入ることに!!!!!


牛の中は、竹で編んであって、結構重たい。

祭りの中で、水を浴びさせるシーンがあり、水を含んですごく重たいのです。


それを必死で持ち上げ、どうせとるなら顔も見えた方がいいだろ!って言われ

中に入りつつ、顔も見えるように少し牛を持ち上げ、

必死に重さに耐えながら、写真を撮ってもらった!!


5枚ぐらいは撮ってもらったはずだ。


それで、ありがとうございました~って言ったら、

よーし、

もう少しだ、ついてこい!


てな感じで、牛についていくことになった。


牛は、お祭りのあとに、いろんなお店などを周り、商売繁盛を願うかわりに、お捻りをいただいていた。


「ビール飲むか?」「俺たちと一緒に回って、一緒にお酒飲んでいいぞ!」


とのこと、かなりの軒数を回って、そこここで、お酒を飲んできたのでしょう、もうべろべろです。




牛が周っていく姿を一目見ようと、牛を追いかける追っかけになった私たち。


牛は、今はそんなに暴れないとはいえ、玄関に入るより少し大きいサイズ。

みんな口々に

「もう、そこでいいです。それ以上入んないでいいよ。」と。

ありがたいんだけど、店を荒らされるのを警戒している発言が多く、それもまた面白い。

そして、温かく、わたしたちにもジュースをくれる。ありがたや~。





まだまだ行く、牛トラック


そこへんで、私たちは衝撃的事実に気づくのです。

あんなに、頑張って牛を持ち上げている雄姿が、

一枚もカメラに残っていないということを。


酔っ払って、きちんとシャッター押せていなかったのです。

がびーーーーん。




地区のお宮に牛が参っている姿。



牛を追いかけている間に、

牛を引っ張っているこしみののおっちゃんが、このお祭りについてちょこちょこ解説をしてくれていたので、

そいつがすごくためになりました。


さっきの立派な楼門があったお宮、これは、全国の八幡様の総本山の宇佐神宮の、別宮八幡。

そして、ここのお宮は別宮の別宮だそうです。

結構立派な神社。

このお祭りは、5つの地区が持ち回りで行っていて、今年はこの地区の人たちが担当なので、ここの神社にお参りに来たのだそう。

「5年ぶりだけんのう。」といって、お参りをまっていた人たちは、80代ではなかろうか。

お祭りも高齢化の波がやはり押し寄せている。



そうかと思いきや、

スナックのドアをぶっちぎって、中に乱入。

牛を店の中において、酒を頼み、楽しみだす祭り集。

とはいえ、ここでも、私たち小娘二人にも、温かく飲み物を振る舞ってくれる。

この地域の人たちは、やっぱりとても懐が深い。




この地区は、全然帰ってこんって怒られるけんな


と言いながら、

この後、しぶしぶ牛をお宮に返しに行くのであった。


 あの楼門をくぐり、

遅くまで待っていた宮司さんに挨拶をした。




彫り物も立派!





そして、無事、牛はあるべき場所に戻された。

翌日は、朝7時から、田植えの儀式が行われるらしい。

あの、おっちゃんたちは、これからまたスナックで飲み直すようだったけど、

田植えのお祭りに、間に合うのかしら。


田舎ならではの、あったかいお祭りでした。

2016年7月27日水曜日

春の手作り酵素



4月の、桜が散った頃、

春酵素づくりの季節がやってきます。

今年は、相当張り切って、

というのも、

昨年母が乳がんになっちゃったもんですから、

大量に作って送ってあげようということで、

春酵素をつくりに出かけたのでありました。

(春酵素作った直後に実家熊本で地震があったので、記録がだいぶ遅くなってしまいました。)





































酵素ジュースとか、一躍ブームになっているので、なんとなく知っている人は多いでしょう。

しかも、果物でつくる、簡単美味しい単品で作るものが、

美味しいから知れ渡ってしまっていますが、

本物の酵素は違います!


とにかく、これ、春の雑草酵素!!!!


一番の効き目があり、一番の湧き上がる力があり、

酵素の王様と言っても過言ではありません。

そんじょそこらの、果物酵素とは、訳が違います。

パワーが違います。


詳しくは、河村先生の手作り酵素って本を読んだり、酵素作りに超熱い、中山ファームなんかを参考に!



春の酵素作りは、とにかく大量の雑草を集めまくります。雑草の種類が多ければ多いほど、酵素の種類も増え、パワー漲るものに!!


実は、雑草取りに行くのにも、結構なパワーがいります。






今年は、16キロ!収穫。


酵素作りは、収穫した草を、すぐに洗って、切って、砂糖漬けにします。

収穫してから、漬け込むまでの時間は2時間以内。

結構スピード勝負です。


去年と全く同じ場所なのに、生えている草の種類ががらっと変わっていて不思議です。

収穫にてこずりました。


私は、すぐにきれいに洗えるように、

名水の水汲み場でそのまま漬け込み作業開始。


水でとにかくしっかりと洗い、


あとはザクザクと切っていきます。

分量は、雑草の1.1倍の砂糖。


1キロごとに、手早く混ぜていきます。

最初に混ぜすぎると、発酵が早く進み過ぎて、

アルコールになりがち。

去年のは、かなり酒化しているので、

今年は、ほどほどに混ぜました。






だいぶ占拠しているわたし。すみません。

通りすがりの水汲みの人も、興味津々だったり、怪しい目でみたり。







最後に、お砂糖でふたをして、発酵剤の代わりに、去年作った春酵素を振りかけました。




今年の酵素は、少しアクが強かったようです。





もちろん、果物酵素の方が美味しいかもしれませんが、

飲み比べてみると歴然です。


一度お試しあれ!!



ちなみに、すごいのが、この春酵素によるパッティングです。

春酵素を少し、背中などにたらし、手でパタパタとなじませていく、そうすると、

本当に不思議なことに、体から悪い老廃物などがうにょうにょ出てきて、白い塊が出てきます。

超気持ち悪いですが、不思議と出てきます。


お風呂に入れても、信じられないぐらい温もります。

酵素って不思議ですね~。